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子育て家族におすすめの資産運用「ジュニアNISA」~こどもの証券口座を活用してお金の教育をしよう~

子育て家族のお金の話です。

子育て世帯は何かとお金がかかりますよね。

今後のお金の不安を少しでも減らせたらなぁ~と考え、我が家で実践しているお金に関する取り組みの体験談をお伝えします。

子育て家族でお金のことについて悩んでいる方の参考になればと思います。

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ジュニアNISA始めました

我が家は2021年からジュニアNISAを始めました。

我が家のこども2人のジュニアNISA口座を開設しました。

2021年にはいってから将来のお金のことを考え始め、資産運用に取り組みはじめましたが、その一環としてジュニアNISAを始めることにしました。

ジュニアNISAについてご紹介したいと思います。

 

ジュニアNISAとは

ジュニアNISAは国が策定した制度で、2016年度から始まった未成年者を対象とした少額投資非課税制度です。

未成年者を対象に、年間80万円分の非課税投資枠が設定され、上場株式、株式投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となる制度になります。

非課税期間は最長5年間となっており、期間終了後は新たな非課税投資枠への移管(ロールオーバー)による継続保有が可能です。

投資可能期間は2015年~2023年となっており、ジュニアNISA制度については延長は無いので残りあと3年の制度となっています。

払い出しは18際までは原則として払出しができません。が、ジュニアNISA制度が2023年で終わることになったため、その後についてはこの払出し制限が解除されることになっています。

この点についてもう少し詳しく説明します。

 

ジュニアNISAの制度改正

ジュニアNISAは2023年で制度が廃止になることが決まりました。

それに伴い制度が改正され、払出し制限が解除されることになりました。

これは非常にユーザーにとってありがたい制度改正になります。

18歳まで払出しができない資金ロックになってしまうことがジュニアNISAの最大のデメリットでしたが、そのデメリットが無くなり、非課税枠を活用できる非常に使い勝手のいい投資制度に生まれ変わったのです。

2023年以降はいつでも払出し可能となるため、使い勝手の良さからジュニアNISAの活用を検討している人が増えているようです。

 

ジュニアNISAの始め方

ジュニアNISAで資産運用を始めるには、まずこどもの証券口座を開設する必要があります。

未成年のこどもが証券口座を開設するには、未成年者口座を開設する必要があり、その場合は、親が持っている証券口座会社の口座でしか開設することができません。

なので、ジュニアNISAで活用したい証券口座会社がある場合はその会社の証券口座を親も開設しておく必要があります。

こどもの証券口座を開設する際に、ジュニアNISAも同時に開設するよう入力できることが多いので、そこで申請しましょう。

必要書類としては、住民票や本人の証明書類などがありますので、作成する証券口座会社の指示に従って揃えるようにしましょう。

開設申請後、必要書類の送付を経て、だいたい1ヶ月程度でジュニアNISA口座を開設することができます。

意外を開設に時間がかかるので、まだすぐには資産運用しない場合でもとりあえず開設手続きだけ進めておいてもいいかもしれません。

我が家は楽天証券でジュニアNISAをやっています。サイトも分かりやすく、直感的に操作ができ、お金の入金作業や投資信託の購入作業もすべてネット上で無料で完結できるのでおすすめの証券会社になります。

 

おすすめの投資信託eMAXIS Slimシリーズ)

我が家が実践しているジュニアNISAで資産運用するおすすめの投資をご紹介します。

ジュニアNISA口座で購入しているのは以下の投資信託です。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

この2つの投資信託を50%:50%のちょうど半分の比率で購入しています。

eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)シリーズは三菱UFJ国際投信のブランドで、「業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続けるファンド」を売りにして販売しているファンドになります。

そのため、このシリーズはどれも非常に信託報酬の利率が低く、手数料を安く抑えることができ、非常にコスパのいいファンドとなっています。

また、この2つのファンドはインデックスファンドとなっており、全世界の株式と米国の株式の指標を目指した運用をしており、長期保有することで安定した利回りを期待することができるファンドになっています。

これらの理由で我が家では、このファンドに投資をしてジュニアNISAの資産運用をしていく予定です。

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購入タイミングはドルコスト平均法

購入の仕方はドルコスト平均法を意識して、毎月一定額を積立投資のように購入していこうとしています。

株式投資信託なので、価格の変動はどうしても激しくなるため、少しでも原本割れのリスクを回避するためにドルコスト平均法のイメージで時期の分散投資をしたいと考えています。

楽天証券であれば積立投資設定もできるし、スポット購入も選べるので、自分にあった方法で購入できところも便利なポイントです。

 

目標は非課税枠満額の240万円

ジュニアNISAは2023年で制度が終了することが決まったため、残りの投資期間は3年間となりました。

そのため、毎年80万円の非課税枠が3年間残っていることになるので、非課税枠の最大額は240万円になります。

我が家では2人のこどもそれぞれ、この満額を目指して240万円×2人分のジュニアNISA投資を今後3年間で実施していきたいと考えています。

今後の資産運用の状況も報告していければと思います。

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ジュニアNISAをきっかけにこどもに金融教育を

ジュニアNISAを始める大きなきっかけになったのは、こどもの証券口座で資産運用ができる点です。

こども本人の証券口座で資産運用をすることで、こどもが将来お金のことがだいぶわかってきたころに証券口座のことや資産運用のことをこどもに伝えて、金融教育をできたらと考えています。

今の日本では資産運用などの金融教育を受ける機会がほぼ無いので、どうしても家庭で金融リテラシーを上げる教育をこどもにしていかなければならないと感じています。

その一つの手段としてジュニアNISAを活用できればという思いで始めました。

単純に銀行預金にあずけているだけでは得られない利回りも期待して、継続して資産運用をしていきたいと思います。

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