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夫の育休③~男性の育休体験記~

我が家の夫の育休体験記の続きです。

 

今回は、育休を取得するまでの仕事の取組み方についてご紹介します。

仕事をしている人が育休を取得するには、休み期間中の仕事は他の人が担当することになることがほとんどだと思います。

そのため、職場の人達との連携は大切です。

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育休の取得時期をイメージする

育休の取得時期は家庭によって様々だと思いますが、我が家は産後妻の退院日から2か月程度を取得することにしました。

産後すぐは母体がまだ回復できていない時期のため、一か月程度は安静にしていた方がいいので、そのタイミングで父親が育休を取得するのが育休のタイミングとしてはおすすめかと思います。

妻の妊娠が発覚したら、すぐに育休の取得時期を想定して、想定した取得時期に仕事を休むイメージをすると、育休取得に向けて職場でどのように仕事に取り組んでいけばいいか具体的なイメージをつかむことができます。

例えば、育休を取得したい時期がちょうどいいタイミングで仕事が落ち着く時期であれば、比較的業務の引継ぎ等もスムーズにできそうだと安心することもできるし、職場の理解も早そうなことが想像できます。

逆に、育休を取得したい時期がちょうど繁忙期のタイミングだった場合は、入念に引継ぎ資料を作成し、育休に入る前の仕事の取組み方も職場の人が引き継いだ際に困らないような仕事の進め方を想定して、職場と調整したほうがいいと想像できます。

妊娠発覚時点で、出産の時期の仕事の状況はなかなかイメージがつかない場合も多いですし、想定通りいかないことのほうが多いかとは思いますが、育休取得のイメージをしてみるだけでも心構えがだいぶ変わります。

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仕事内容を早い時期から共有する

妻の妊娠発覚後、育休を取得するまでは少なくともだいたい8か月程度の期間はあります。

職場には安定期に入ってから育休の取得の意思を伝えたとしても、本人は育休の取得を想定して妻の妊娠発覚後から働き方を変えた方がいいです。

その一つが、仕事内容を共有することです。

育休の際には仕事を引き継ぐことになるため、直前に仕事の進捗を伝えるだけでは引き継がれた方もなかなかスムーズに対応できなくなってしまいます。

そのため、なるべく早い時期から自分の仕事内容については職場内に共有していった方がいいです。

それにより、引継ぎの際も過去の経緯も把握したうえで対応してもらえるようになります。

あと、引継ぎを担当してくれる人が誰になるか直前にならないとわからない場合は、誰が引き継ぎ担当になっても大丈夫なようになるべく広い範囲で職場に業務内容を共有するようにしておくといいです。

仕事内容の共有の方法としては、メールのCCに職場の人も入れて送受信したり、積極的に仕事の状況を報告することが考えられます。

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引き継ぎ資料は早めに作成し始める

育休は計画的に取得することができるため、その準備も計画的に実施するようにしましょう。

その筆頭として、引継書の作成があります。

突然の異動や急な入院等のように引き継ぎまで時間が全くない状況とは異なり、育休は数か月前から準備することが可能です。

そのため、引継書は育休を取得することを決めたときから作成し始めた方がいいです。

それには、1でも書いたように、育休の取得時期をイメージすることが大事で、イメージした取得時期に必要な引継書を作成する必要があります。

引継書に記載すべきことがイメージできたら、それについて少しずつ作成していきましょう。

出産後すぐに育休に入る予定だと、出産予定日までに引継書を作成すればいいや、と考え、直前まで作成しないでいると、予定日よりも数週間も早く産まれることは十分あり得ることなので、大慌てで引き継ぎすることになり、そのときに引継書ができていなかったらかなりピンチです!

そうならないように、計画的に育休を取得するために、計画的に引継書を作成していきましょう。

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最後に

育休は取得できる権利ですが、それを職場のまわりのひとに配慮しないで振りかざすと、育休後の職場での人間関係にも影響してしまうかもしれません。

育休の取得に遠慮する必要はないと思いますが、配慮が必要ないわけではないと思いますので、そこは大事にした方がいいです。

男性も育休取得が当たり前になる時代はもう目の前です。

育休取得の際の参考になればと思います。